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職業大図鑑/インタビュー

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美術の世界で人と作品をつなぐ
"画商"のお仕事とは?

大久保 欽哉

職業・団体名
画商(株式会社八犬堂 代表取締役)
出身
東京都
学歴
大学卒業-フランス留学(2年)
職歴
10年程美術商で勤めた後、2010年に八犬堂を設立
子供の頃の夢
ミュージシャン(現在も活動中)
中学生の時の部活動
テニス部
  • 「人と作品をつなぐ“画商”のお仕事って?」

    まず初めに、大久保さんがやられているお仕事、"画商"というお仕事について教えてください。

    「画商」という仕事を簡単に言うと、作家が制作した絵画、彫刻、工芸作品を自社画廊、もしくは百貨店で展示販売する仕事です。
    作家が作品に込めた想いや、その作品ならではの価値を社会に伝える、“人と作品をつなぐ橋渡し役”のような存在が、画商だと考えています。

    私は、自社ギャラリーや百貨店の美術画廊で企画展示を行い、お客様に作品の魅力を紹介しています。現在は、年間およそ120回の展示を開催しており、すべて同じ内容を巡回するのではなく、一つひとつ異なるテーマを設定し、そのテーマに合った作家を選んで企画しています。

    作家によって描き方や作品に込める想い、表現したい世界観も大きく異なります。だからこそ、一人ひとりの作家の個性を尊重し、それぞれの魅力がしっかり伝わるような展示づくりを心がけています。

  • 大久保さんの会社では、どのような美術作品を取り扱っているのでしょうか?

    私たちは、若手作家を中心に、幅広いジャンルの美術作品を取り扱っています。日本画や洋画をはじめ、立体作品、現代アート、抽象絵画など、その種類はさまざまです。

  • 「フランス留学での経験を活かしたい」

    なぜ、大久保さんは画商というお仕事を目指したのでしょうか。

    私は、もともと美術やアートが特別好きで画商になりたいと思っていたわけではありませんでした。一般の大学を卒業後、フランスへの留学を経験したことをきっかけに、帰国後は「フランス語を活かせる仕事がしたい」と考えるようになりました。そんな中でたまたま出会ったのが、画商の仕事でした。最初は、フランス人画家が来日した際の通訳やサポート、フランス語で書かれた資料の翻訳などを担当していました。私にとっては、 “アートへの強い憧れ”というよりも、“語学を活かしたい”という思いが、この仕事に始める最初のきっかけでした。

  • 「作品の魅力を伝えることが、画商にとって大切な力」

    画商になるために必要なスキルなどがあれば教えてください。

    画商になるために、必ず必要な特別な資格があるわけではありません。しかし、美術の歴史について学んだり、大学や専門学校などを通して、「どうすれば作品の魅力を多くの人に伝えられるか」を考える力を身につけることは、とても大切だと思います。
    そして何より重要なのは、「作品の魅力を伝えたい」という気持ちです。画商は、作品に込められた想いや魅力を、お客様にわかりやすく伝える役割があります。知識や経験を積むことも必要ですが、それ以上に「作家さんが一生懸命に作った作品の良さを、多くの人に届けたい」という思いが、画商として仕事を続けていく上で、大きな力になると感じています。

  • 「作家とともに成長できることが、画商のやりがい」

    大久保さんにとって画商のやりがいや大変と感じるところを教えてください。

    私にとって画商のやりがいは、作家さんが成長していく姿を近くで見られることです。活動を始めたばかりの頃から関わり、初めて作品が売れた瞬間や、個展が開かれる場面に立ち会えた時には、大きな喜びを感じます。作家さんの努力が形になっていく過程を一緒に歩めることが、この仕事の魅力だと思っています。
    一方で、うまくいくことばかりではありません。美術の世界では、思うように結果が出ず、途中で夢をあきらめてしまう人も少なくありません。悩みや不安を抱える作家さんに寄り添いながら支えていくことに、難しさを感じることもあります。

  • 「若手作家の登竜門‐“見参”とは?』

    八犬堂さんがやられている展示会-“見参”とは、どのような展示会なのでしょうか?

    私たちは、若手作家の発掘や、活躍できる場づくりにも力を入れています。その活動の代表的なものが、展示会“見参(けんざん)”です。もともとは、美大生や若手作家たちが自主的に行っていた展示会の運営が難しくなり、「手伝ってほしい」と声をかけてもらったことが始まりでした。最初から「若手支援をしよう」と大きな目標を掲げていたわけではなく、頼まれたことを一つずつ支えていく中で、現在の形へと発展していきました。
    見参では、これから活躍していく若手作家たちの作品を多くの人に見てもらうことができます。今では、「若手作家の登竜門」として知られる展示会になり、多くの作家にとって大切な場となっています。

  • そのような若手作家さんと関わる中で、印象に残っているエピソードはありますか。

    ある展示会で、少し自信をなくしている若い作家さんがいました。その時、私が信頼しているコレクターの方が、その作家さんの作品を見て、「これが一番いい作品だ」と話してくださったんです。私はその言葉を本人に伝えました。すると、それまで見たことがないほど嬉しそうな表情を見せてくれました。その姿を見て、「自分の作品を認めてくれる人が一人でもいる」ということが、作家さんにとって大きな支えになるのだと実感しました。画商の仕事は、作品を販売することだけではありません。作家さんが自信を持ち、「これからも作品を作り続けよう」と思えるよう支えることも、大切な役割なのだと感じた出来事でした。

  • 「出会いや環境が、人を大きく変える』

    ここからは、大久保さんの学生時代のお話をお聞かせください。大久保さんが中高生の頃はどんな学生でしたか?

    小学生の頃の私は、トラブルを起こしてしまうこともあるような子どもでした。正直、あまり優等生とは言えない子どもでした。しかし、中学生になると、周りの環境や先生との出会いをきっかけに、自分自身が大きく変わっていきました。生徒会活動にも積極的に取り組むようになり、以前よりも前向きで明るい性格になったと思います。高校では、バンド活動に夢中になり、仲間と一緒に音楽を作ったり、練習を重ねたりした時間は、今でも大切な思い出です。
    だからこそ私は、「子どもの頃にどう見られていたか」で、その人の将来が決まるわけではないと思っています。人は、出会いや環境によって大きく成長し、変わることができる――それを自分自身の経験から強く感じています。

  • 「“好き”を大切にして、挑戦を続けてほしい」

    この記事を読んでいる中高生へ、アドバイスをお願いします。

    中高生のみなさんには、ぜひ「自分が好きだと思えること」を見つけてほしいです。音楽でも、スポーツでも、絵でも、どんなことでも構いません。自分が夢中になれるものに出会えたら、ぜひ本気で取り組んでみてください。もちろん、今はまだ、好きなことが見つからないという人もいると思います。でも、焦る必要はありません。これからの出会いや経験の中で、「これが好きだ」と思えるものにきっと出会えるはずです。
    そして、何かに挑戦し、夢や目標が思い通りに叶わなかったとしても、自分を否定しないでほしいと思います。挑戦した経験そのものに価値がありますし、その経験が新しい道につながることもあります。大切なのは、失敗を恐れず、何度でも前を向いて挑戦し続けることだと思います。

  • 私のおすすめの1冊!
    「自分らしく生きることを教えてくれる一冊」

    大久保さんが中高生におすすめの本を紹介してください。

    中高生のみなさんにおすすめしたい本は、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」です。私は昔から、実際に生きた人物を描いた伝記や歴史小説が好きなのですが、その中でも特に印象に残っている作品です。
    この本に登場する坂本龍馬は、いわゆる“優等生タイプ”の人物ではありません。長所も短所もはっきりしていて、自分の考えを大切にしながら、自分らしい生き方を貫いていきます。それでも、多くの人を惹きつける魅力があり、自分の力で新しい時代を切り開いていく姿には、とても強さを感じます。
    中高生のみなさんにとっても、「自分らしく生きること」や、「自分の信じた道を進むこと」について考えるきっかけになる一冊だと思います。ぜひ読んでみてほしいです。

  • 探究チャレンジ!
    「日本の文化や芸術を豊かにしていくためには、どのような支援や仕組みが必要か考えてみよう」

    大久保さんが、中高生に考えてほしい探究テーマを教えてください。

    ー「考えてほしいこと」
    「日本には、絵画や音楽、映画、伝統工芸など、たくさんの文化や芸術があります。しかし、日本はほかの先進国と比べて、文化や芸術に使われる予算が少ないと言われています。芸術作品には、すぐ人気が出て売れるものもあれば、すぐには評価されなくても、長い時間をかけて価値が認められるものもあります。しかし、作家やアーティストが生活のために“売れる作品”ばかりを作らなければならない環境になると、本当に表現したい作品に挑戦しにくくなってしまいます。

    その結果、新しい表現や個性的な作品が減り、日本の文化全体の豊かさや多様性が失われてしまう可能性があります。では、芸術家が安心して活動し、さまざまな作品が生まれる社会にするためには、どのような支援や仕組みが必要なのでしょうか?国の制度、企業の協力、学校教育、地域の活動など、さまざまな視点から考えてみてください。」

    ー「基本知識」
    「“文化支援”とは、国や自治体、企業などが、美術・音楽・演劇・伝統文化などを守ったり発展させたりするために行う支援のことです。たとえば、補助金を出したり、美術館やホールを運営したり、若手アーティストを応援したりする活動があります。」


    ↓↓ここからはワークシートとともに学習を進めていこう!!
    ー「学習の進め方」
    STEP1『探究テーマ』:
    「日本の文化や芸術を豊かにしていくためには、どのような支援や仕組みが必要か考えてみよう。」

    STEP2『原因の予想』:
    「なぜ日本では、文化や芸術に十分なお金や支援が集まりにくいのか?原因を予想してみよう。」

    STEP3『調べる』:
    「文化支援が充実している国や、企業・地域が芸術活動を支えている例を調べてみよう。また、芸術家がどのような工夫をして活動しているのかも調べてみよう。(例:クラウドファンディングの活用、地域イベントへの参加、SNSでの発信など)」

    STEP4『解決方法を考える』:
    「調べたことをもとに、日本の文化や芸術を守り、発展させていくためには、どのような支援や仕組みが必要か考えてみよう。(例:若手アーティストへの支援制度、学校で芸術に触れる機会を増やす、企業によるスポンサー制度など)」

無理に夢を決めなくていい。
日本の「当たり前」を支えるプロ
日本郵便・芳賀さんの人生と挑戦に迫る

芳賀 光司

職業・団体名
日本郵便株式会社
出身
東京都
学歴
職歴
日本郵便株式会社
子供の頃の夢
整備士
中学生の時の部活動
野球部

僕はこうして漁師になった。
日本最北、礼文島で見つけた
─“自分らしい働き方”─

石原 裕太郎

職業・団体名
漁師
出身
北海道旭川市
学歴
専門学校卒業
職歴
障がい者施設介護士 - 工事現場(礼文島)- 漁師(礼文島)
<HP>
▶▶イシハラ昆布
子供の頃の夢
学校の先生
中学生の時の部活動
卓球部
  • 「夏は昆布とウニ、冬は“昆布の旅”へ
    ─礼文島の海とともに生きる石原さんの1年─」

    北海道にある礼文島で漁師として活躍する石原さんですが、現在やられている漁師の仕事について教えてください。

    僕がやっている漁師の仕事は、季節によって内容が変わり、夏のメインは昆布とウニの漁です。礼文島では小さな船に乗って、海の中をのぞく ガラス箱という道具を使いながら、棒の先に鉾や網をつけてウニを取ります。昆布は、長い鎌のような道具を使って海から切り取り、陸に上げたら “完全天日干し”という方法で、太陽と潮風だけでじっくり乾かします。このやり方は手間も時間もかかりますが、僕はこの方法にこだわっています。

    秋から冬は、ナマコやアワビ、タコなどの磯物を取ります。それ以外にも、冬は親方の大きな船で沖に出て、タラを取る漁の手伝いをすることもあります。1年を通して見ると、夏に集中して稼ぎ、冬は取れるものが少ないのが礼文島の漁の特徴です。

    そのため、現在では、夏は礼文島で漁をして、冬は全国の人たちに自分の採った昆布を直接届ける“昆布の旅”ということをしています。

  • 「自転車で日本一周の夢が導いた礼文島での人生」

    石原さんは、旭川の出身ということですが礼文島との出会いはなんだったのでしょうか。

    もともと僕は、北海道の旭川市にある障がい者施設で介護士として働いていました。仕事はやりがいもあって楽しかったのですが、「このまま同じ仕事だけで人生が終わってしまっていいのかな」と悩むようになり、本当にやりたいことを考えたときに浮かんだのが、「自転車で日本一周」という夢でした。

    その旅の資金を貯めるために、偶然見つけたのが礼文島でのアルバイトでした。そんな礼文島との出会いから、実際に島で暮らしてみると、大自然の景色に感動して、島の魅力にすっかり惹かれました。そして、自転車旅を終えたあと、「もう一度、礼文島に行って、次は住んでみよう」、そんな想いから僕は礼文島に移住することになりました。

  • 「海とともに生きる姿に惹かれて
    ─暮らして見えてきた“漁師としての道”─」

    礼文島に住んでからは、すぐに漁師になることは決めていたのでしょうか。

    礼文島に移住した当初は、工事現場の日雇いの仕事をしていました。最初は、漁師になりたくて礼文島に来たわけではなく、「とにかく礼文島に住むこと」を考えての移住でした。

    しかし、礼文島はまさに“漁師の町”。当時の人口はわずか3,000人ほどでしたが、農家も酪農家も一軒もなく、ほとんどの人が漁業に関わっている島でした。そんな環境で暮らしていると、仕事の合間にふと目に入ってくるのは、海に出てウニや昆布を採る漁師たちの姿でした。波をかきわけて進む船や、黙々と網を引く背中、その姿を毎日のように見ているうちに、「漁師ってかっこいいな」と、漁師への憧れが強くなっていきました。

  • 「3年越しの一歩
    ─石原さんの漁師人生のはじまり─」

    “漁師”という仕事に憧れてから、石原さんが漁師になるまでの道のりを教えてください。

    漁師に憧れを持ったとはいえ、身近な人に漁業をしている親戚もいない自分にとって、その道は遠く感じられました。「なってみたい。でも、どうすれば漁師になれるのかわからない」そんなもどかしい気持ちを抱えたまま、3年ほどが過ぎていきました。

    転機が訪れたのは、そんなある日のことでした。近所の漁師家族が、「仕事を手伝ってくれる人を探している。手伝ってくれたら、漁業のことを教える。」そう言って従業員として迎え入れてくれたことが、私の漁師人生の始まりでした。こうして、師匠と呼べる存在と出会えたことで、礼文島に移住して3年目、ようやく「漁師としての一歩」を踏み出すことができたのです。

  • 「船・道具・免許…漁師に必要な準備とは?」

    この記事を読んでいる学生に漁師になるために必要な準備などを教えてください。

    漁師になるまでの道のりにはいくつかの方法がありますが、多くの人にとって、最初のステップは「漁を教えてくれる親方(師匠)を見つけること」です。ほとんどの地域では、いきなり一人前の漁師になれるわけではなく、まずは親方のもとで1〜2年ほど修業しながら、漁のやり方や道具の扱いを学んでいきます。

    また、漁師になるには、農家が農協に所属するのと同じように、「漁業協同組合(漁協)」への加入が必要です。漁業協同組合に入ることで、使える漁場や地域のルールが定まります。

    さらに、漁業権を取得することも重要なステップです。これは、漁業協同組合が管理する海でウニや昆布などを採るための許可で、地域によって費用や手続きが異なります。

    また、漁師として独立するには、道具や設備も一通りそろえなければなりません。ウニや昆布を採るためのガラス箱、鉾(ほこ)、網、鎌といった道具、昆布を干すスペースや作業場など、多くの準備が必要です。

    そして、その船を運転するために必要な、小型船舶免許が必要です。このように、漁師になるにはさまざまなハードルがありますが、ひとつひとつのステップを丁寧に踏んでいくことで、地域に根ざした働き方ができるようになります。

  • 「海と人をつなぐ“昆布の旅”、
    石原さんの新しい挑戦」

    冒頭におっしゃっていた“昆布の旅”についても教えてください。

    “昆布の旅”というのは、僕が家族と一緒にやっている、自分で取った昆布を全国のお客さんに直接届ける活動のことです。僕たちは、これを“昆布の旅”と呼んでいます。僕は、太陽と潮風だけで仕上げる“完全天日干し”という昔ながらの方法にこだわっています。この方法で作った昆布は、香りもよくて、出汁もたっぷり出ます。手間はかかりますが、自分が本当においしいと思う昆布を作りたいので、この方法を大事にしています。

    しかし、私たちの地域では、漁師が取った昆布は通常、漁業協同組合に出荷します。そうすることで、安定した収入が得られたり販売の手間が省けたりするメリットがありますが、どんなに手間ひまをかけてこだわった昆布でも、ほかの昆布と全部同じ扱いになってしまい、自分の昆布ならではの価値をお客さんに伝えられません。

    そこで思いついたのが、自分で昆布を直接届けることでした。冬の間、昆布を車に積んで、家族で日本中を回り、料理人や一般のお客さんに昆布を手渡しで販売します。直接届けると、「美味しかった」「また買いたい」という感想がその場で聞けるし、料理人の方がどう使ってくれたのかも知ることができます。この経験は本当にうれしくて、もうこのやり方はやめられないと思うようになりました。

    今では、夏は礼文島で漁をして、冬は家族で昆布を届ける“昆布の旅”という生活が、僕たち家族の一年のリズムになっています。

  • 「自然とともに生きる
    ─石原さんが語る礼文島漁師の魅力─」

    石原さんにとって、漁師の魅力ややりがいについて教えてください。

    僕にとって漁師のやりがいは、大自然の中で生きている実感を味わえることです。朝、海に出ると、海も空も山も全部が目の前に広がります。「自分って本当にちっぽけだな」と思うと同時に、海や島のおかげでウニや昆布を取らせてもらい、生かされているんだなと心から感じます。

    また、自分の手で作ったものに愛情を込められることも漁師の魅力の一つだと思います。天日干しでこだわって作った昆布を、皆に食べてもらい「美味しかった」と言ってもらえると、「この仕事をやっていてよかったな」と心から思います。自然の中でのびのび働けて、自分の手で作ったものが人に喜ばれる。これが、僕にとって漁師の一番のやりがいです。

  • 「自然の恵みに感謝しながら働くということ」

    一方で漁師として大変と感じていることを教えてください。

    漁師には、いくつか大変な面もあります。ひとつは、収入が安定しにくいことです。たくさん漁ができれば収入は増えますが、海の状況や季節、天候によって思うように漁ができない日もあります。

    また、自然との戦いになることも避けられません。海の仕事は、風が強い日や波が高い日には危険をともないます。命の危険を感じる場面もあり、毎日のように早朝から作業が始まるため、体力も必要になります。

    そして最近では、海の環境変化による影響も深刻です。近年は地球温暖化の影響で海水温が上昇し、礼文島の名産であるエゾバフンウニが大量に死んでしまうこともありました。海の資源が減ってしまえば、どれだけ努力しても漁ができなくなってしまいます。「海そのものが変わってしまうかもしれない」という不安は、漁師にとって最も大きな悩みです。

    でも、こうした大変さがあるからこそ、自然の恵みに感謝しながら働く気持ちをいつも忘れないようにしています。

  • 「後悔しないために今しかできない挑戦をしよう」

    このインタビューを読んでいる学生にメッセージをお願いします。

    中高生のみなさんに伝えたいのは、「今しかできないことが、ある」ということです。僕も、最初は障がい者施設で介護士として働いていましたが、「このままでいいのかな」と思い、自分の本当にやりたいことを考えました。
    勇気を出して自転車一つで旅に出たあの経験が、今の自分――礼文島で漁師として生きている自分へとつながっています。もし、みなさんの中に「やってみたいけど、勇気が出ない」「失敗したらどうしよう」と思うことがあったら、思い切って一歩踏み出してみてください。やらないまま大人になると、きっと後悔すると思います。

    そして、外の世界に出て、いろいろな景色や人に出会ってください。その経験は、いつか必ず自分の力になります。やりたいことがあるなら、今のうちに挑戦してみよう。その一歩が、未来の自分をつくると思います。

  • 私のおすすめの1冊!
    「一緒に旅した1冊、中高生におすすめしたい『旅をする木』とは?」

    石原さんが中高生におすすめの本を紹介してください。

    僕が中高生におすすめしたい本は、星野道夫さんの『旅をする木』です。この本は、僕が自転車で日本一周の旅をしていたとき、屋久島で出会ったお兄さんが「これ持っていけ」と手渡してくれました。旅の間ずっとリュックに入れていて、僕にとってはまるで“旅の仲間”のような本でした。『旅をする木』を読むと、日本や世界は本当に広いんだなと感じます。自分の知らない景色や、遠い場所で暮らしている人たちの生活を想像すると、「もっと外の世界を見てみたい」と思えてくるんです。

    中高生のみなさんには、自分の生まれた町だけで人生を終わらせないでほしいと思います。本を通して旅をする気分を味わい、ときには実際に外の世界に出て、いろいろな景色や人に出会い、自分の世界を広げてみてください。

  • 探究チャレンジ!
    「未来の海や漁業を守るために、私たちにできることは何だろう?」

    石原さんが、中高生に考えてほしい探究テーマを教えてください。

    ー「考えてほしいこと」
    「ここ数年、礼文島の海の水温が上がってきています。その影響で、海の生き物のすみかや数が変わってきました。北海道では、温度に弱いエゾバフンウニが大量に死んでしまうという現象が起きています。普段の生活の中では、あまり意識することはないかもしれませんが、地球温暖化や海洋環境の悪化は、遠くの話ではなく、将来、食卓に並ぶ魚介類が減ることにつながります。
    だからこそ、地球温暖化や海の環境の変化を「自分には関係ないこと」と思わずに、今できることを考えてほしいのと思います。ゴミを減らす、電気を大切に使う、そんな小さなことが、未来の海を守る力になると信じています。是非、この機会に海の今と未来について、ぜひ考えてみてください。」

    ー「基本知識」
    「日本の海の平均水温は年々上昇しており、海の生き物のすみか(分布)が変化しています。また、地球温暖化や海洋環境の悪化は、海の生き物だけでなく、食や仕事にもつながる身近な問題です。」

    ↓↓ここからはワークシートとともに学習を進めていこう!!
    ー「学習の進め方」
    STEP1『探究テーマ』:
    「未来の海や漁業を守るために、私たちにできることは何だろう?」

    STEP2『原因の予想』:
    「なぜ、海の生き物が減ったり、漁師の仕事に影響が出たりしているのか、原因を考えてみよう。(例:地球温暖化による水温上昇/海の汚れ/プラスチックごみの増加 など)」

    STEP3『調べる』:
    「地球温暖化や海の環境の変化について、どんな影響があるのか、どんな対策が行われているのかを調べてみよう。(例:エゾバフンウニの減少、ブリの北上、海洋プラスチック問題、漁師の声や取り組みなど)」


    STEP4『解決方法を考える』:
    「調べたこともとに、未来の海と漁業を守るために、どんな行動や取り組みができるか考えてみよう。(例:地元の魚を選んで食べるキャンペーンを企画する/ゴミ拾いやエコ活動を地域で広める/温暖化をテーマにしたポスターやSNS発信で多くの人に伝えるなど)」

みんなが安心して暮らせる公正な社会を作る

千代延 博晃

職業・団体名
検察官
出身
宮崎県
学歴
東京大学法学部卒業
職歴
福岡地検-奈良地検-さいたま地検-福岡地検-鹿児島地検-東京地検立川支部-佐賀地検-福岡地検-佐賀地検-法務省保護局
子供の頃の夢
検察官
中学生の時の部活動
硬式テニス部

日本の労働力不足を解決する
―外国人人材紹介事業のお仕事とは―

宮城 勇也

職業・団体名
外国人人材紹介と派遣の事業
出身
沖縄県
学歴
職歴
コザ児童相談所→JICA海外協力隊→株式会社NINAITE
<会社HP>
▶▶株式会社NINAITE

<YouTubeリンク>
▶▶ハタラク×JAPAN
子供の頃の夢
宇宙飛行士
中学生の時の部活動
テニス部

J1からJFLまで経験しているプロサッカー選手!
河野選手の挑戦に迫る

河野 諒祐

職業・団体名
プロサッカー選手
出身
神奈川県
学歴
【本町中学校卒業】
秦野曽屋高校卒業
職歴
湘南ベルマーレ-福島ユナイテッド-ヴェルスパ大分-YSCC横浜-水戸ホーリーホック-ファジアーノ岡山-鹿児島ユナイテッドFCーSC相模原
子供の頃の夢
プロサッカー選手
中学生の時の部活動
サッカー部(クラブチーム所属)
  • 「プロサッカー選手を目指したきっかけ」

    河野(かわの)選手が、プロサッカー選手を目指そうと思ったきっかけを教えてください。

    2002年の日韓ワールドカップを見て、「サッカー選手ってかっこいいな」と思い、近所のサッカーチームでサッカーを始めました。その後、当時、小学5年生だった私は、今J1リーグに所属している湘南ベルマーレの小学生チームに入りました。そこでは、プロの選手と同じ練習場で練習をするため、プロサッカー選手がとても身近に感じられるようになりました。それがきっかけで、少しずつ本気でプロを目指すようになりました。

  • 小学5年生からプロ選手と同じ練習していた経験が、大きく影響しているとのことでしたが「本気でプロになりたい」と感じた瞬間は、どのタイミングだったのでしょうか?

    中学3年生の時、初めてプロチームの練習に呼ばれました。その後、プロの2軍チームメンバーとして試合に出場するようになり、その経験から、サッカー選手が自分にとってよりリアルな存在に感じられるようになりました。その頃から「もしかしたら自分もプロでやれるんじゃないか」という思いが芽生え、憧れだけでなく、本気でプロを目指そうという気持ちに変わりました。

  • 「挫折の経験と改めて気づいた幸せ」

    サッカー選手を目指されていく中で、大変だったことや挫折をした経験などはありましたか?

    正直に言うと、プロを目指す過程で大きな挫折を感じたことはほとんどありませんでした。中高時代には、試合に出られないこともありましたが、それが原因で夢が弱まったり、目標が変わったりすることは一度もなかったです。サッカー選手になるという強い思いは常に持ち続けていました。

  • プロサッカー選手になった後、J1からJFLなど様々なカテゴリーでの経験をされていますが、それぞれのリーグでの経験について教えてください。

    プロ選手として湘南ベルマーレで2年プレーしましたが、20歳の時に契約切れとなりました。それが初めての大きな挫折で、サッカーをやめようかと考えたほどです。でも、その時に「誰も自分を知らない環境でサッカーをしてみたい」という気持ちもあり、仕事をしながらサッカーをするアマチュアリーグ"JFL(日本最高峰アマチュアリーグ)"のチームに移籍することにしました。朝9時から夕方6時まで働いて、夜に練習するという生活で、休みもなかったので、体的にはきつかったですが、普通の仕事も経験したことで、サッカー選手がどれだけ幸せか、改めて感じました。

  • 働きながらサッカーをしていた時期に、サッカー選手のどんなところが「幸せだな」と感じたのでしょうか?

    一番は、観客がいる中で応援されながらプレーできることです。また、普通に仕事をしたことで、サッカー選手を客観的に見る立場になり、好きなサッカーをして生活していけるというのは、本当に幸せなことだと感じて、サッカーで成功したいなっていう思いがより強くなりました。

  • 「夢を追いかける河野選手が語る目標の立て方 」

    ここからは、河野選手の中高生時代のお話を聞かせてください。河野選手は、中高生時代どのような学生でしたか?

    正直なところ、文武両道はあまりできていなかったですね(笑)ただ、サッカー選手になりたいという夢は明確に持っていたので、それを追いかけていた感じです。

  • サッカー選手になるという目標を追いかけて、まさにその目標を達成していると思うのですが、目標の立て方について中高生にアドバイスをお願いします。

    僕の場合はサッカー選手を目指していたので、プロになれるかどうかの大きな分岐点は高校卒業のタイミングだと考えていました。なので、まず高校卒業後にプロ選手になることを目標にして、そこから中学時代にどのぐらい成長しておくべきかを逆算して考えていました。まずは、大きな目標を決めて、それに向かって具体的に行動していった感じです。

  • 中高生に向けて、今のうちに頑張っておいた方が良いこと、考えておくべきことはありますか?

    まずは夢や目標を持って、それに夢中になってほしいです。また、夢や目標を持つ理由、なぜそれをやりたいのかを言語化(言葉や文章に)することが大事だと思います。理由が明確になると、挫折しそうな時でも頑張れるエネルギーが湧いてくると思います。

  • 私のおすすめの1冊!
    「登山家から学ぶ、挑戦し続ける勇気」

    河野選手が中高生におすすめしたい本を教えてください。

    登山家である栗城史多さんの『一歩を超える勇気』はおすすめです。登山は人生のようで、挫折や失敗がある中で頂上を目指すという姿勢が、自分たちの人生にも当てはまると思います。

  • 探究チャレンジ!
    「プロスポーツ選手がセカンドキャリアで困らないようにするには、どんなことが必要か考えてみよう」

    河野選手が、中高生に考えてほしい探究テーマを教えてください。

    ー「考えてほしいこと」
    「スポーツ選手は、現役選手のときはとても輝いて見えることが多いですが、実は現役でいられる期間は短く、引退後に新しいセカンドキャリアの問題に直面する選手が多くいます。サッカーの場合、多くの選手が25~26歳くらいで引退すると言われています。

    最近では、現役選手の時から勉強の時間を取り、次のキャリアに備える選手も増えてきましたが、それでも引退後に急に社会に出ると、周りに追いつけなかったり、新しい仕事や活動を見つけるのが難しいことがあるのが現状としてあります。

    たとえば、ある有名なサッカー選手は、引退後にできる仕事がなく経済的な問題に直面しました。こうした問題を防ぐには、どうすればいいでしょうか?ぜひ、みなさんの興味ある分野で、プロスポーツ選手が引退後に困らないためにはどんなことが必要かを考えてほしいです。選手自身が取り組むべきことでも、社会全体で取り組むべきことでもかまいません。この問題が解決すれば、現役時代も引退後の心配をせずに、競技に集中できるようになるはずです。」

    ー「基本知識」
    「”セカンドキャリア”とは、現役を引退した後に新しく始める仕事や活動のことです。プロスポーツ選手は現役時代に大きな成功を収めても、その後のキャリアで苦労することがあります。」


    ↓↓ここからはワークシートとともに学習を進めていこう!!
    ー「学習の進め方」
    STEP1『探究テーマ』:
    「プロスポーツ選手がセカンドキャリアで困らないようにするには、どんなことが必要か考えてみよう」

    STEP2『原因の予想』:
    「なぜプロスポーツ選手はセカンドキャリアで困るのか?原因を考えてみよう。」

    STEP3『調べる』:
    「引退後に成功しているスポーツ選手の例などを探して、彼らがどのように準備していたかを調べよう。(例:選手の時から若手選手の指導をしている、栄養士など資格の取得など)」

    STEP4『解決方法を考える』:
    「調べたことをもとに、スポーツ選手が引退後に困らないようにするためには、どのような支援や現役時代からの準備が必要か考えてみよう。(例:キャリア支援プログラムの活用など)」

家、信頼、未来をつくる
― 大工職人の仕事に迫る ―

馬場 和樹

職業・団体名
大工職人
出身
青森県
学歴
職歴
大工(ポラスグループ)入社。
2017年度『青年優秀施工者土地・建設産業局長顕彰(建設ジュニアマスター)』受賞→→顕彰受賞記事はこちら
子供の頃の夢
手に職をつけること/
体を動かす仕事
中学生の時の部活動
野球部

スイーツの世界へようこそ!
~パティシエの魅力に迫る~

堀口  豊

職業・団体名
パティシエ
出身
神奈川県
学歴
【藤沢第一中学校卒業】
国際フード製菓専門学校
製菓製パン科
職歴
西鎌倉レ・シュー-ケーキハウス 幸せの丘-しあわせのお菓子ツリーオーブン
子供の頃の夢
プロ野球選手
中学生の時の部活動
野球部

元箱根駅伝ランナー「たむじょー」に聞く
YouTuberってどんな仕事?

田村 丈哉

職業・団体名
YouTuber
(たむじょーチャンネル)
出身
千葉県
学歴
【酒井根中学校卒業】
帝京大学医療技術学部スポーツ医療学科トップアスリートコース卒業
職歴
YouTuber
<YouTubeリンク>
▶▶たむじょーチャンネル
子供の頃の夢
箱根駅伝ランナー
中学生の時の部活動
陸上部(長距離)

東京パラリンピック銀メダリストに聞く
選手と仕事を両立するアスリート社員とは?

鈴木 亜弥子

職業・団体名
アスリート社員
(東京パラリンピック銀メダリスト)
出身
埼玉県
学歴
【栄進中学校卒業】
東京経済大学卒業
職歴
一般企業-アスリート社員(銀行員) -日本パラスポーツ協会
子供の頃の夢
猫カフェで働くこと
中学生の時の部活動
バドミントン部

いつか操縦してみたい
幼き頃の夢を叶えて大空に!

嘉山 元気

職業・団体名
パイロット
出身
神奈川県
学歴
桜美林大学フライトオペレーションコース卒
職歴
JAL-日本航空株式会社日本航空株式会社
子供の頃の夢
パイロット
中学生の時の部活動
水泳部

町を走り、町の魅力を届ける

伊藤 正臣

職業・団体名
俥夫(人力車運転手)
出身
神奈川県
学歴
【南足柄市岡本中学校】
短大卒業
職歴
真珠養殖ー家具の配送ー園芸店員ー小田原観光人力車 人車屋
→→小田原観光人力車 人車屋 
子供の頃の夢
コメディアン
中学生の時の部活動
バレーボール部

未来のサッカー選手を支える
フィジカルコンディショニングコーチの役割とは

小山 大貴

職業・団体名
スポーツトレーナー
(清水エスパルスJY三島 フィジカルコンディショニングコーチ) 
出身
栃木県
学歴
【市貝中学校卒業】
国際医療福祉大学 保健医療学部 理学療法学科卒業
職歴
フジ虎ノ門整形外科病院ー清水エスパルスジュニアユース三島
子供の頃の夢
サッカー選手
中学生の時の部活動
サッカー部

医療とAIが交わる未来へ!
医学と工学の架け橋に

東郷 三四郎

職業・団体名
医師
出身
静岡県
学歴
職歴
浜松医科大学病院
子供の頃の夢
医師
中学生の時の部活動
サッカー部

農業で笑顔をつなぐ

井上 和樹

職業・団体名
農家
出身
神奈川県
学歴
【長後中学校卒業】
専修大学文学部
職歴
フリーター‐湘南Farm かずみ園
子供の頃の夢
高校教師
中学生の時の部活動
バスケ部

大好きな[スポーツ✖アフリカ]で
「挑戦者」を生み出したい

棚原 彩

職業・団体名
アパレルブランド経営✖講演家
出身
大阪府
学歴
【山田東中学校卒業】
大阪体育大学卒業
職歴
JICA海外協力隊(タンザニア/体育教師)-Pa moja代表
子供の頃の夢
アフリカの大草原で動物たちと駆け回る
ユニバーサルスタジオジャパンのお姉さん
中学生の時の部活動
野球部

全国の子どもたちが、
「学校が好き」 と言える世の中を目指して

岡本 真穂

職業・団体名
国家公務員(文部科学省)
出身
兵庫県
学歴
大阪府立大学(現・大阪公立大学)卒業
職歴
文部科学省(初等中等教育局児童生徒課生徒指導室生徒指導第一係) ー 文部科学省(総合教育政策局地域学習推進課家庭教育支援室家庭教育振興係)
子供の頃の夢
小学生の時キャビンアテンダントに憧れた時期がありましたが、英語がとても苦手だったので、早々に断念しました。
中学生の時の部活動
バドミントン部

お客さんがお店に来るには秘密があった!
〜データ分析でお店を支える〜

齊藤 和也

職業・団体名
ホームセンター企画部
出身
神奈川県
学歴
法政大学デザイン工学部システムデザイン学科
職歴
【株式会社カインズ】カインズ 御殿場店 ‐カインズ 香取小見川店 - 次世代推進統括部次世代店舗オペレーション開発室 - Style Factoryららぽーと湘南平塚店 - 店舗改装企画部販売効率改善グループ
子供の頃の夢
料理人
中学生の時の部活動
卓球部

より良い国の仕組みやルールを考えたい!
私がルールを作れる官僚になった理由とは

西村 七瀬

職業・団体名
国家公務員(法務省 保護局)
出身
神奈川県
学歴
【荻野中学校卒業】
青山学院大学-一橋大学大学院 
職歴
法務省保護局総務課-仙台保護観察所-法務省大臣官房会計課-法務省大臣官房人事課-厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部障害福祉課-法務省保護局総務課(被害者等施策班)
子供の頃の夢
医者、獣医
中学生の時の部活動
陸上部

子どもたちの成長を支える挑戦

深井 昌子

職業・団体名
幼稚園教諭・保育士
出身
静岡県
学歴
静岡大学教育学部
職歴
保育士
子供の頃の夢
獣医
中学生の時の部活動
家庭部

動物が好き!から始まったトリマー人生

竹内 侑子

職業・団体名
トリマー
出身
大分県
学歴
どうぶつ専門学校卒業
職歴
一般企業-ペット専用美容室
子供の頃の夢
パン屋さん
中学生の時の部活動
吹奏楽部

1つの洋服が世に出るまで
そこには沢山の人の思いがあった

加藤 快

職業・団体名
モデル
出身
神奈川県
学歴
【湘洋中学校卒業】
日大藤沢高校-日本大学
職歴
アパレル-モデル
子供の頃の夢
サッカー選手
中学生の時の部活動
サッカー部

立川アスレティックFC・酒井選手に聞く
本当の「楽しさ」を掴む努力論

酒井 遼太郎

職業・団体名
プロフットサル選手(立川アスレティックFC)
出身
千葉県
学歴
船橋市立三田中学校-帯広市立帯広北高等学校-札幌大学
職歴
Safilva-エスポラーダ北海道-立川・府中アスレティックFC-立川アスレティックFC
子供の頃の夢
体育教師
中学生の時の部活動
サッカー部
  • 中学生時代に出会った二人の恩師。
    そして勝負に厳しい母の教え

    まずはじめに、酒井選手の中学生時代について教えてください。

    正直にお話しすると、中学生の頃の僕は授業中にまっすぐ座っていられず友達にちょっかいを出してしまうような、手のかかる生徒だったんです(笑)。

    しかし、中学3年生の時の担任の先生と部活の顧問の先生が、そんな手のかかる僕と本気で向き合い、うまくコントロールしてくれました。
    「大人ってこんな風に自分を変えてくれるんだ」と深く感動し、先生たちとの出会いがきっかけで「将来は自分も指導者になりたい」という大きな夢が芽生えました。

    高校進学の際も、進路を全く考えていなかった僕のために先生方が動いてくださり、北海道の高校へ進学してサッカーを続けることになりました。

  • 北海道へ渡ってからの学生生活はいかがでしたか?

    高校でも大学でも、「やるからには本気で勝つためにやれ」という母の教えを胸にプレーしていました。

    僕の母は少し尖った人で、ゲームで遊ぶ時でさえ「やるなら友達に負けるな。
    勝つためにコンピューター相手に2時間練習してもいい。勝った方が楽しいでしょ!」と全力と結果を求める人だったんです。

    「やるからには徹底的にやる」というマインドが身体に染み付いていたおかげで、高校・大学ともに厳しい環境の中で全力でサッカーに向き合い、結果としてどちらの年代でも「北海道選抜」に選んでいただくことができました。

  • SNSのつぶやきからFリーグへ!?
    偶然の出会いを運命に変えた“圧倒的熱量”

    大学卒業後、サッカースクールの運営会社に就職されたそうですが、そこからどのようにしてフットサルのプロになられたのですか?

    実は、最初からFリーガーを目指していたわけではありませんでした。
    社会人2年目になり、「久しぶりに体を動かして遊ぼう」と思って、中学生の時に大好きだったバレーボールのチームを探そうとSNSに書き込んだんです。

    そうしたら、それを見た先輩から「そんなことしてないで俺のフットサルチームに来い」と誘われたのが、すべての始まりでした。

    1年間そのチームでプレーしたところ、Fリーグの「エスポラーダ北海道」のセレクションを勧められました。
    当時は制度もルールもよく分かっていない状態でしたが、「やるからには一番上を目指したい」と挑戦し、合格することができたんです。

    そこから「やるなら日本代表を目指そう」と上を見続けて練習に励み、最終的に日本代表候補にまで選ばれることができました。

  • 朝7時の猛練習とスクール経営。
    サポーターと喜びを分かち合うプロの誇り

    現在のFリーガーとしての生活や、お仕事の魅力について教えてください。

    僕が所属する立川アスレティックFCでは、朝7時から9時まで練習を行い、その後は各自が仕事に向かうというスケジュールで活動しています。
    僕自身も選手の傍ら、サッカースクール・フットサルスクールの運営から指導までを一人で担当しています。

    フットサルはマイナースポーツだからこその厳しさもありますが、応援してくれるサポーターの皆さんや地域の方々と会場で直接「ありがとう」を共有できる喜びがあります。
    自分たちのプレーで誰かを笑顔にし、勝敗の感動を分かち合えることは、アスリートにしか味わえない最高の魅力です!

  • 本当の“楽しさ”とは、壁を乗り越える努力の先にしかない

    仕事と両立しながら過酷なプロ生活を続け、現在チーム最年長として第一線で活躍し続けられる原動力はどこにあるのでしょうか?

    第一に、僕が極端な「目立ちたがり屋」だからです(笑)。
    フットサルをプレーしたいという純粋な気持ちが、人一倍強いんですよね。

    そして何より、僕は子どもたちが大好きなんです。
    自分の武器であるフットサルを通してたくさんの子どもたちと関わり、自分の姿を見てもらえる今の環境が、自分にものすごく合っていると感じています。

  • 所属されている立川アスレティックFCへの思いも強いそうですね。

    今のチームに在籍して8年ほどになりますが、僕は「立川」という街が本当に大好きになりました。

    僕たちのチーム理念に、スポーツを通じて「人生に大きな夢と、毎日に小さな彩りを」提供するというものがあります。
    立川に住む子どもたちとたくさん関わって、この街から将来、素晴らしいフットサル選手や各分野で活躍する有名人が生まれるきっかけになりたいんです。

    「酒井と出会えてよかった」と子どもたちや地域の方々に言ってもらえる存在になりたいですし、現役選手でいるからこそ、そうした素晴らしい出会いを生み出しやすいと思っています。
    だからこそ、今も全力で走り続けられています。

  • これから進路や将来に悩む中高生に向けて、メッセージをお願いします!

    僕が子どもたちに色紙を書く時は、必ず「何事も全力で楽しむ」という言葉を添えています。

    みんな「楽しいから」スポーツやゲームを始めますよね。
    じゃあ、試合に勝った方が楽しいか、負けた方が楽しいかと言ったら、絶対に「勝った方が楽しい」はずです。

    それなら、勝って全力で楽しむための地道な練習や努力をしよう、ということです。

    楽しむために必要な準備や努力を避けていては、本番で本当に楽しむことはできません。

  • 中高生のうちに知っておいてほしい「本当の楽しさ」とは何でしょうか?

    ただ集まってダラダラ過ごすのは、その瞬間だけの小さな楽しさに過ぎません。
    本当の「楽しさ」とは、壁を乗り越えるための努力を積み重ねた先にあるものです。

    学校の勉強でも、部活でも、遊びでも構いません。
    「全力で楽しむために努力する」という経験を、ぜひ中高生のうちに味わってみてください!

  • 私のおすすめの1冊!
    泥臭い努力のプロセスと成長のドラマが学べるスポーツ漫画

    酒井選手が、中高生におすすめしたい本を教えてください。

    僕が小学校の頃から何度も読み返している漫画が『ホイッスル!』です。
    主人公の風祭将という選手が、泥臭く努力を重ねて成長していく姿が丁寧に描かれています。

    この作品には、超能力のような非現実的な技は出てきません。
    「地道に努力したからこそ、壁を乗り越えて強くなれる」というリアリティのある成長プロセスが描かれています。

    また、勝負の裏にある人間の心理戦を学びたい人には『ONE OUTS(ワンアウツ)』という作品もおすすめです。
    相手が何を考えているかを察する力は、将来どんな仕事や人間関係でも必ず役に立ちますよ!

  • 探究チャレンジ!
    『人に教える・率いる立場になったとき「良い指導者」とはどんな人か考えよう!』

    酒井選手が、中高生に考えてほしい探究テーマを教えてください。

    ー「考えてほしいこと」
    『学校の部活動、委員会、そして将来の仕事など、みなさんが「人に教える立場」や「チームを率いる立場」になったとき、周りから「あの人は良い指導者(良い先生・良いコーチ・良いリーダー)だ」と言われるのは具体的にどんな人かを考えてみてほしいです。

    たとえば、自分のことを本気で思って「厳しく叱ってくれる人」でしょうか?
    それとも、自分の意見や気持ちをじっくり聞いて「認めてくれる人」でしょうか?

    人を育てることや、チームをまとめることの本質について、みなさん自身の経験(部活の先生や先輩、家族との関わりなど)を振り返りながら自由に考えてみましょう!』

    ー「基本知識」
    優れた指導者やリーダーには、次のようなアプローチや役割があると言われています。

    ①「信頼関係と傾聴(話を聞くこと)」
    相手が何を考えているのかをじっくり聞き、承認することで「この人は自分を理解してくれている」という安心感を作る。

    ②「成長のための適切な指導(厳しさと愛)」
    感情的に怒るのではなく、相手の成長を心から願って必要な課題や改善点を言葉で伝える。

    ③「ビジョンと背中を見せること」
    自分自身が目標に向かって全力で取り組む姿勢(背中)を見せ、チーム全員が目指すべき方向を示す。


    ↓↓ここからはワークシートとともに学習を進めていこう!!
    ー「学習の進め方」
    STEP1『探究テーマ』:
    『人に教える・率いる立場になったとき「良い指導者(リーダー)」とはどんな人か考えよう!』

    STEP2『原因の予想』:
    『なぜ、チームをまとめたり人に教えたりするときに「ただ優しいだけ」「ただ厳しいだけ」ではうまくいかないのか、その原因を考えてみよう』

    STEP3『調べる』:
    次のポイントについて、自分の体験や周囲の大人(先生・コーチ・憧れの人)や、インターネットなどを参考に調べてみよう!

    ① 『人が「この人についていきたい!」と感じるリーダーの特徴』
    世の中で成果を出しているスポーツの監督や企業のリーダー、歴史上の人物などは、どんな言葉がけや行動で人の心を動かしているかな?

    ②『人を成長させるコミュニケーションのバランス』
    「人のやる気を引き出して伸ばすには、「褒めること」と「厳しく伝える(叱る・指導する)こと」をどのような割合やタイミングで使い分けると効果的だと言われているかな?

    STEP4『解決方法を考える』:
    調べたことや考えたこともとに、「理想のリーダー像」と「そう考える理由」を書いてみよう!
    (例:「相手の話を最後まで聞く」:理由は、自分の気持ちを理解してもらえると、信頼感が生まれるから~。など)

探究心をくすぐる場所で働きたい!
〜なんとかなる!根拠ない自信でドイツへ〜

平 一馬

職業・団体名
設計士
出身
神奈川県
学歴
【大谷中学校卒業】
法政大学大学院
職歴
Kaufmannbau (ドイツ)
子供の頃の夢
サッカー選手
中学生の時の部活動
サッカー部

地域の代表としてあなたの住む街の課題に取り組む市議会議員のお仕事とは?

齋藤 仁礼

職業・団体名
政治家(元市議会議員)
出身
神奈川県
学歴
東海大学 政経学部卒業
職歴
一般企業-厚木市議会議員-厚木市議会議長
子供の頃の夢
野球選手
中学生の時の部活動
野球部

火事現場でのリアルな仕事!
消防士が語る「命の最前線」

田中 修平

職業・団体名
消防士
出身
岡山県
学歴
大学卒業
職歴
消防士
子供の頃の夢
警察官
中学生の時の部活動
陸上競技部

生命の誕生に寄り添う
‐当たり前じゃない奇跡‐

羽生 悦子

職業・団体名
助産師
出身
神奈川県
学歴
看護学校卒業
職歴
介護士-助産師
子供の頃の夢
中学生の時の部活動
吹奏楽部

挑戦と転機
〜理学療法士から大学の先生へ~

松本 千晶

職業・団体名
大学助教授
出身
栃木県
学歴
【星が丘中学校卒業】
国際医療福祉大学 学士(理学療法学)
国際医療福祉大学大学院 修士(医療福祉教育・管理学)
職歴
順天堂大学練馬病院リハビリテーション科-医療法人社団顕伊会さい整形外科-株式会社東京リハビリテーションサービス-助教授(国際医療福祉大学理学療法学科)、女子サッカーチーム監督、社会人サッカーチームトレーナー
子供の頃の夢
サッカーに関わる仕事
中学生の時の部活動
サッカー部

OLから看護師の道へ
集中治療室で助けられた私が目指したもの

阿部 未佳

職業・団体名
看護師
出身
東京都
学歴
【落合中学校卒業】
看護専門学校卒業
職歴
事務・経理-看護師
子供の頃の夢
幸せに生きる!
中学生の時の部活動
バレー部

アパレル業界への挑戦!大好きな服を届けたい

栗山 里於

職業・団体名
アパレルショップ店長
出身
東京都
学歴
【荒川第4中学校卒業】
拓殖大学
職歴
国内ジーンズメーカー企画職-アパレルショップRill店主
子供の頃の夢
サッカー選手
中学生の時の部活動
サッカー部

私が女性警察官として成し遂げたいこと

野村 早紀

職業・団体名
警察官
出身
石川県
学歴
大学卒業
職歴
子供の頃の夢
ピアノの先生
中学生の時の部活動
剣道部

人生の正解は、“外”に。
インフルエンサー・歌う発音先生Takuyaが
伝えたいこと

Takuya

職業・団体名
インフルエンサー(歌う発音先生)
出身
愛知県
学歴
愛知大学英語学科-Humber College(TESOL修士号)
職歴
貿易会社複合輸送業務-大手語学学校 英会話講師-カナダ移民学校教師-フリーランス教師-翻訳会社就職-自営業(カナダ現地法人)・英語教師
<Instagram>
▶▶【歌う発音先生】
子供の頃の夢
美容師
中学生の時の部活動
バレーボール部
  • 《インタビュー内容は以下の動画からもご覧になれます。》

    【インフルエンサー・歌う発音先生Takuya 職業大図鑑(動画)】

    ※動画内容とインタビュー記事は同じ内容となっております。

  • 「歌う発音先生Takuyaとは」

    自己紹介

    Hello everyone from Career Lab. My name is Takuya and I live in Canada teaching English.

    こんにちは。カナダで暮らす、歌う発音の先生のTakuyaです。今日は、日本を飛び出してカナダで暮らしている僕から、皆さんにぜひ受け取っていただきたいメッセージがあります。

    8年前、僕は夢を追いかけてカナダへ渡りました。「自分の人生を変えたかった。」「世界で活躍できる英語の先生になりたかった。」そんな思いを胸に、日本を飛び出したんです。
     そして、初めての留学、英語を教える力をもっとつけるため「英語を英語で教える」世界資格をとって、初めての海外就職にも挑戦しました。これまでに、20カ国以上の生徒たちに英語を教え、自分自身で独自のカリキュラムを作成し、500人以上に指導してきました。さらに、海外留学を夢見ていた母に留学資金をプレゼントすることもできました。その後は、翻訳会社に自分の教材やコースを買っていただき、現地で働きながらカナダの永住権を取得。そして自分の会社も立ち上げました。SNSの発信は、現在インスタのフォロワーが9万人です。

  • 「もがきながら見つけた人生の宝」

    今の仕事に出会うまでの苦悩

    一見、順風満帆に見える僕の人生ですが、実は過去に“うつ”の症状が出てしまったことがあります。「社会になじめない」、「取りつくろうことができない」、「睡眠時間1時間の労働 環境に耐えられない」、「学校でいじめに遭っていた」、このように、実はいろいろな闇や苦しさ を抱えて生きてきました。

    SNSに対しても、誹謗中傷など人を傷つける言葉が飛び交ったりする、そんなイメージもあったので、当時は始めることも正直怖かったです。振り返ってみると、 僕は昔から兄の背中を見て育ってきました。スポーツ万能で、全国大会にも出場する兄。そ んな兄を見ながら、母から「あなたは何ができるの?」「何をするの?」と聞かれるたびに、「自 分が世の中のためにできることって何だろう?」「自分が“生きている”と感じられることって何だろう?」そんなことを、ずっと、ずっと考え続けてきました。 周りから見れば、「生きているだけで十分じゃないか」と思われるかもしれません。でも僕自 身は、「自分が生きる意味を突き詰めたい」「少しでも後悔なく生きたい」と思い、その気持ちを原動力に行動してきました。

    そして、その先で出会えたのが、「教える」という天職だったように思います。それは僕の生きる意味でもあり、ずっと続けていきたいこと。この人生でもがきながらやっと見つけた、僕の宝です。

  • 「学生時代から英語教師になるまで」

    学生時代を振り返って

    今回、「キャリア・ラボ」をきっかけに、中学生だった頃の自分を思い出してみました。 当時の僕は、将来のことなんて何も分からず、ただ部活に打ち込む毎日を過ごしていました。英語も、一言も声に出したことがないくらい。なんとなく毎日を過ごしていました。

    そんな、僕の人生が変わったのは、大学の時にアメリカに留学に行った時でした。5ヶ月の間に、海外の「当たり前」を知って、もう全てが衝撃で、楽しかったのを思い出します。

    その後、日本の貿易会社で働きましたが、苦手で好きになれない仕事に、自分を追い込みすぎて、うつの症状が出てしまい、会社を2年で辞めることになりました。
    会社を辞めると、「もう一生終わり・・・」そんな怖さがありましたが、それでも、たくさんの人に出会い、自分探しを続けるなかで、やっと「英語を教える」っていう“仕事”を見つけました。

    人生初の自分が教えたレッスンは、最高のやりがいでした。

  • 「英語は職業ではない。あなたの当たり前を壊して世界を広げるもの」

    Takuyaにとって英語とは?

    では、ここで皆さんに質問です。「英語で“仕事”をする」って聞くと、どんな職業を思い浮かべますか?

    先生、通訳、旅行関係――そんな仕事をイメージする人が多いかもしれません。
    でも実は、想像以上に英語を使う仕事ってたくさんあるんです。

    僕の生徒さんの中にも、美容、映画、デザイン、IT、建築、観光、テクノロジー関連の接客など、さまざまな分野で英語を使いながら働いている方がいます。どんな世界にも英語は存在しているんです。だから僕は、英語は“職業”ではないと思っています。

    英語とは、“あなたの当たり前を壊して、世界を広げてくれるもの”なんです。

  • 「どうしたら人生の“正解”を見つけられる?」

    周りの反対を押し切り”外”の世界へ

    僕が会社を辞めるとき、日本を飛び出してカナダに行くとき、周りからはたくさんの言葉をかけられました・・・「どうせ無理でしょ」「もったいないよ」。

    悔しくて、悔しくて、もう二度とそんなこと言われないようにたくさん準備して、外の世界へ飛び出しました。

    ここで、これから皆さんに「人生の正解の見つけ方」をお伝えします。それは、「外へ行くこと」です。もし、自分のやりたいことを探したいなら、「自分は何をしたいんだろう」とノートに書き続けてみる。興味のある仕事をしている人を探してみる。知らない単語や表現を知ろうとする。英語を学び続けてみる。そんなふうに、自分の外へ、今いる世界の外へ出続けることです。
    僕自身も、「外に出続けた」ことで、ようやく英会話学校の先生になることができました。カナダ留学の時もそうです。仕事の合間に日本のカナダ大使館に行って資料を貰い、現地の留学エージェント、何社もメールをして話を聞いたり、英語のイベントにも毎週のように顔を出したり、暗記したスピーチをしてみたり。

    そして、周りにも「こういうことをやりたいんだ!」と何度も伝え続けていました。それでも、上手くいかないことの方が多かったし、「無理だよ」って言われることもありました。それでも、僕は、外に出続けました。

  • 「人生の正解の見つけ方」

    人生の正解の見つけ方とは?

    さきほど、「人生の正解の見つけ方を教える」って言いました。でも、実は「正解」なんてどこにもないんです。僕は、自分の「正解」を探すことに決めたんです。
    そうやって動き続けていると、いつか必ず、あなたの道を全力で応援してくれるかっこいい大人たちと出会えます。

    「キャリア・ラボ」の教材を作ってくれたプロナルの皆さん、この動画を見せたいと思ってくれた教員の皆さん、みんなの人生の幸せを全力で応援してくれる全ての人。かっこいい大人たちです。そういう人に出会えたらすごく幸運なことです。どんどん頼って、怖がらず、そういう人をどんどん探してください。

    そして、「外に出る」というのは、何も国の外へ行くことだけではありません。あなたにとっての「外」とは、日常の“当たり前”の外側にあるものです。普段は話しかけない先生に話しかけてみることかもしれない。ふと興味を持ったことを、自分で調べてみることかもしれない。

    その小さな一歩の連続が、あなたの世界を広げていくんです。

    正解は最初から存在するものではありません。だからこそ、自分で“正解にしていく”しかないんです。

    大人だって、みんな同じです。社会に出ると、周りの人たちが自分の正解をあなたにぶつけてきます。「そんなのやめたほうがいい」「もっと現実を見ろ」とか、「どうせ無理だよ」とか。

    でも、本当の答えは、もがき続けた時間の中にしか見つかりません。悩んで、失敗して、迷って、それでも最後に、自分の心が納得できる道を選ぶ。その過程こそが、僕にとっての「生きること」です。

    何度も間違えて、立ち止まってもいい。探し続けてください。その探す時間が、きっとあなたの未来を作っていきます。

  • 探究チャレンジ!
    「皆さんが今日からできる、人生の後悔をちょっとでも減らせる「日常の外にある行動」を考えてみよう。」

    Takuyaが、中高生に考えてほしい探究テーマ

    ー「考えてほしいこと」
    「僕たちはみんな、いつか人生の終わりを迎えます。それほど“命の終わり”は、実はとても身近なものです。そのとき、多くの人は「やらなかったこと」への後悔を感じると言われています。 たとえば、『もっと挑戦しておけばよかった』『気持ちを伝えればよかった』『会いたい人に会っておけばよかった』『好きなことをやってみればよかった』という後悔です。普段の生活では、「恥ずかしい」「失敗したくない」「忙しい」などの理由で、本当はやってみたいことを後回しにしてしまうことがあります。

    ですが、その小さな“ためらい”が、あとで大きな後悔につながることもあります。だからこそ、「ありがとうを伝える」「新しい場所へ行く」「相談する」「挑戦してみる」など、“いつもの自分”から少しだけ外に出る行動が大切なのかもしれません。

    そこで、是非この機会に、一回きりのあなたの人生、少しでも後悔を減らすために、どんな行動や考え方が必要でしょうか?是非、自分自身の生活や周りの人との関わりを通して考えてみましょう。」

    ー「基本知識」
    “日常の外”とは、自分にとっての“いつもの行動”の外側にあることです。たとえば、普段話さない人に話しかける、やったことのないことに挑戦する、自分の気持ちを言葉にする、誰かに相談するなど、小さな一歩も“日常の外”にある行動です。こうした行動の積み重ねが、自分の世界や考え方を広げていきます。


    ↓↓ここからはワークシートとともに学習を進めていこう!!
    ー「学習の進め方」
    STEP1『探究テーマ』:
    「皆さんが今日からできる、人生の後悔をちょっとでも減らせる「日常の外にある行動」を考えてみよう。」

    STEP2『原因の予想』:
    「なぜ人は、“やってみたい”と思っていても行動できず、あとで後悔してしまうのか?原因を考えてみよう。」

    STEP3『調べる』:
    「人生の後悔について書かれた本や記事、有名人や身近な人の体験談などを調べてみよう。また、自分自身の経験から“挑戦してよかったこと”や“やらなくて後悔した経験”にはどのようなものがあるか考えてみよう。(例:感謝を伝えた、感謝を伝えられなかった、部活動に挑戦した、部活動に挑戦しなかったなど)」

    STEP4『解決方法を考える』:
    「調べたことをもとに、人生の後悔を少しでも減らすためには、これから皆さんはどのような考え方や行動が必要か(できるか)考えてみよう。(例:失敗を怖がりすぎない、感謝を言葉にする、小さな挑戦を続ける、相談できる環境をつくるなど)」

誰もが夢に向かって努力できる社会へ!
NPO法人アラジの挑戦

下里 夢美

職業・団体名
シエラレオネ共和国支援団体
NPO法人(Alazi Dream Project)
出身
山梨県
学歴
【春日居中学校卒業】
桜美林大学 リベラルアーツ学群 国際協力専攻 卒業
職歴
NPO法人アラジ 代表理事/現地法人JaSiLe Foundation 代表/筑波大学 非常勤講師
子供の頃の夢
漫画家
中学生の時の部活動
吹奏楽部(トランペット)

<YouTubeリンク>
→→TED×KeioU登壇トーク

おもてなしのプロに聞く!
ホテリエのやりがいとは

綾瀬 みずき

職業・団体名
ホテリエ(ホテルスタッフ)
出身
東京都
学歴
専門学校卒業
職歴
ホテルスタッフ
子供の頃の夢
お花屋さん
中学生の時の部活動
バドミントン部

がん患者との出会いが私を変えた
私の薬剤師としての使命感

日高 里奈

職業・団体名
薬剤師
出身
宮崎県
学歴
薬科大学卒業
職歴
宮崎県庁薬剤師
子供の頃の夢
医師、獣医師
人助けになるような仕事をしたい
中学生の時の部活動
バドミントン部

飲食店を通して広がる輪

小谷 翔平

職業・団体名
カフェ&バー店員
出身
千葉県
学歴
駒沢大学-専門学校
職歴
一般企業-カフェ‐チョコレート屋さん-一般企業-カフェ&バー(Terra Cotta)
子供の頃の夢
バリスタ
中学生の時の部活動
バトミントン部

みんなの一日の始まりを支える電車運転士とは?

森田 亮介

職業・団体名
電車運転士
出身
岡山県
学歴
東海大学卒業
職歴
鉄鋼会社-大手鉄道会社
子供の頃の夢
電車の運転手
中学生の時の部活動
生徒会

私の願いは
人間と動物がずっと幸せに暮らせる社会!

野中 和希

職業・団体名
獣医
出身
岩手県
学歴
大学卒業
職歴
動物病院
子供の頃の夢
パン職人
中学生の時の部活動
バスケットボール部

髪を通じてお客様の人生に寄り添う!
~美容師の魅力とは? ~

川崎 昭太郎

職業・団体名
美容師
出身
兵庫県
学歴
淡路中学校-大阪ビューティーアート専門学校卒
職歴
20歳で上京し就職-21歳でスタイリストに昇格-23歳で1社目を退職し、2社目にアシスタントとして就職-25歳でスタイリストに再昇格-27歳で店長に就任-28歳で役員に就任-29歳で独立し会社設立、フリーランスと経営者を両立
子供の頃の夢
飲食店
中学生の時の部活動
バスケットボール部

世界を旅した私がたどり着いた場所
四国しまなみ海道での新たな挑戦!

西村 偵太

職業・団体名
ツア-プランナー
出身
神奈川県
学歴
大学卒業
職歴
株式会社WAKKA
子供の頃の夢
消防士
中学生の時の部活動
サッカー部

人見知りから教師の道へ
世界一周の経験を子どもたちに

嶋尾 遥

職業・団体名
教師(小学校)
出身
熊本県
学歴
大学卒業
職歴
教師(小学校)
子供の頃の夢
教師
中学生の時の部活動
テニス部

地図に残る仕事で
人々の生活を便利にする

宮入 駿

職業・団体名
建設業
出身
神奈川県
学歴
大学卒業
職歴
不動産業-建設業(池田組)
子供の頃の夢
中学生の時の部活動
サッカー部

剣道に捧げた青春が今にも続く

兵藤 裕則

職業・団体名
システムエンジニア
出身
愛知県
学歴
職歴
大手通信会社
子供の頃の夢
警察官
中学生の時の部活動
剣道部

あの夏、僕を助けてくれたのは、理学療法士だった

田中 雄志

職業・団体名
理学療法士
出身
栃木県
学歴
職歴
芳賀赤十字病院
子供の頃の夢
サッカー選手
中学生の時の部活動
サッカー部

皆が見ているwebサイト!!
実は私が作ってるんです!

岡田 優美

職業・団体名
WEBデザイナー
出身
新潟県
学歴
専門学校卒業
職歴
広告代理店
子供の頃の夢
料理人
中学生の時の部活動
美術部

子供の成長が最高のプレゼント
特別支援の先生の魅力とは

高良 大夢

職業・団体名
教師(特別支援学校 )
出身
沖縄県
学歴
【仲井間中学校卒業】
大学卒業
職歴
教師(特別支援学校 )
子供の頃の夢
小学校教師
中学生の時の部活動
バドミントン部

Fリーガー・高橋選手の挑戦と
「尖った自分」の育て方に迫る

高橋 響

職業・団体名
プロフットサル選手(バルドラール浦安)
出身
新潟県
学歴
職歴
一般企業-Y.S.C.C.横浜-バルドラール浦安
子供の頃の夢
プロサッカー選手
中学生の時の部活動
サッカー部

乗り物愛からはじまった私のキャリア
〜見えないところで社会を支える〜

山崎 絋一郎

職業・団体名
機械設計エンジニア
出身
神奈川県
学歴
横浜国立大学大学院
職歴
大手重工業メーカー
子供の頃の夢
船の操縦士
中学生の時の部活動
野球部

サステナビリティってなに?
会計のプロが会社と地球を守る

東郷 円花

職業・団体名
公認会計士
出身
宮崎県
学歴
米国大学卒業
職歴
大手銀行就職後-大手監査法人に転職
子供の頃の夢
海外で働く
中学生の時の部活動
ダンス部

企業のお助けマン!
コンサルタントの仕事ってなあに?

原 匠太郎

職業・団体名
コンサルタント
出身
神奈川県
学歴
千葉大学文学部卒業
職歴
銀行系証券会社-コスト削減コンサルティング会社-戦略コンサルタント(EY Japan株式会社)
子供の頃の夢
中学生の時の部活動
陸上部

『ビジネスの総合格闘技??』
部活の経験を活かし日本社会の課題に挑む

山本 裕樹

職業・団体名
投資ファンド
出身
群馬県
学歴
上智大学
職歴
外資系コンサルティングファーム-外資系M&Aアドバイザー
子供の頃の夢
中学生の時の部活動
サッカー部

「命をつなぐ最前線」救急救命士の仕事とは?

吉岡 桂太

職業・団体名
救急救命士
出身
神奈川県
学歴
大学卒業
職歴
救急救命士
子供の頃の夢
中学生の時の部活動
陸上競技部(長距離)

企業の成長を支える!
PEファンドってどんな仕事?

杉本 啓

職業・団体名
ファンドマネージャー
出身
千葉県出身
学歴
【松葉中学校卒業】
慶應義塾大学卒業
職歴
日系投資銀行-外資系投資会社-丸の内キャピタル
子供の頃の夢
サッカー選手
中学生の時の部活動
サッカー部

齊藤シェフが語る
「食」の魅力とシェフとしての挑戦

齋藤 祐太

職業・団体名
シェフ(フランス料理)
出身
神奈川県
学歴
職歴
中目黒RODEO - 白金台三和 - 鎌倉restaurant takashi tanno - 長谷川稔
子供の頃の夢
料理人
中学生の時の部活動
野球部

世界のためにできること
~国際協力の現場から~

六川 彩水

職業・団体名
国際協力(JICA)
出身
群馬県
学歴
【前橋第五中学校卒業】
宇都宮大学 国際学部卒業
職歴
食品関係商社-JICA海外協力隊-JICA職員
子供の頃の夢
お花屋さん
中学生の時の部活動
バレーボール部

福岡県久留米市に伝わる160年の伝統を守る!

森山 典信

職業・団体名
重要無形文化財
久留米絣(くるめかすり)研修生
出身
福岡県
学歴
近畿大学生物理工学部 食品安全工学科 卒業
職歴
食品メーカー-絣職人(藍森山)
子供の頃の夢
サッカー選手
中学生の時の部活動
サッカー部

住まいをよみがえらせる技術者
補修職人の魅力とは?

野中 舞海

職業・団体名
補修屋
出身
東京都
学歴
高校卒業
職歴
物流4年(フォークリフトで倉庫内の荷物の運搬)‐補修屋(株式会社アールペア)
<会社HP>
→→株式会社アールペア
子供の頃の夢
パン屋さん
中学生の時の部活動
バドミントン部

水と環境の未来を支える
浄化槽と下水処理の現場

川子 博己

職業・団体名
浄化槽管理・一般廃棄物処理
(環境整美工社)
出身
栃木県
学歴
職歴
子供の頃の夢
中学生の時の部活動
剣道部

未来を作るための第一歩を担う
解体業のお仕事とは?

花園 賢吾

職業・団体名
解体業
出身
福島県
学歴
中学校卒業
職歴
解体業
子供の頃の夢
空手家
中学生の時の部活動
無所属

自動車部品を世界に届ける貿易の仕事って?

川井 聡子

職業・団体名
貿易実務(車部品)
出身
三重県
学歴
大学卒業
職歴
文房具メーカー営業-車部品メーカー貿易実務
子供の頃の夢
猫カフェで働く
中学生の時の部活動
陸上競技(短距離)

頭脳スポーツ麻雀!
ギャンブルというイメージをなくし
麻雀の楽しさを世に広めたい!

内田 慶

職業・団体名
雀士✖健康マージャン店経営
出身
神奈川県
学歴
【有馬中学校】
厚木高校卒業
職歴
フリーでカルチャー講師(マージャン)-(株)グリーンフィールズ役員 (マージャン店経営、カルチャー事業など)
子供の頃の夢
マスメディア関係
中学生の時の部活動
将棋部

楽しかったあの頃に戻る?
イベントサークルを企画するお仕事に潜入

安原 拓海

職業・団体名
社会人向けイベント企画会社運営
出身
大阪府
学歴
職歴
株式会社Casa-社会人サークルカムバックチルドレン運営責任者・イベント企画
<会社HP>
→→社会人サークルカムチル
子供の頃の夢
大工さん
中学生の時の部活動
卓球部

「法律」という道具を使って依頼者の悩みを解決
弁護士の役割とは?

田代 宰

職業・団体名
弁護士(春水法律事務所)
出身
神奈川県
学歴
職歴
法律事務所の事務職員(アルバイト)ー 弁護士(春水法律事務所)
子供の頃の夢
柔道のオリンピックで金メダルをとる
中学生の時の部活動
柔道部

「挑戦し続ける人生」
4部練からFリーグ、
そしてシステム開発営業の世界へ

松永 託

職業・団体名
システム開発(営業)
出身
熊本県
学歴
職歴
フットサル選手・医療関係 - システム開発
子供の頃の夢
サッカー選手
中学生の時の部活動
サッカー部

街並みづくりで街の歴史や文化を紡ぐ

和泉 秀

職業・団体名
街並みづくり(アーバンディレクター)
出身
福岡県
学歴
職歴
Design labo kuroko創業 →デザイン業(個人)代表(現在に至る) - 一級建築士事務所勤務(建築設計業) - urban direction創業(コンサルティング業(個人)代表) - 一級建築士事務所退職 - 株式会社urban direction設立(コンサルティング業( 法人) 代表取締役)- 九州女子大学/非常勤講師
子供の頃の夢
バスケットボール選手
中学生の時の部活動
バスケ部

ちょっと“おせっかい”くらいがちょうどいい??
タクシー運転手の仕事って?

横山 千鶴子

職業・団体名
タクシー運転手
出身
神奈川県
学歴
高校卒業
職歴
バスガイド→タクシー運転士
子供の頃の夢
歌手芸能人
中学生の時の部活動
テニス部
  • 「いろんな人の“目的地”へ。タクシー運転手のハンドルの先には何がある?」

    タクシーの運転手のお仕事内容を教えてください。

    タクシー運転手の仕事は、さまざまなお客さんを安全に目的地までお送りすることです。午前中は通勤・通学で利用するお客さんが多い時間帯です。寝坊して急いでいる人、会社や学校に向かう人、病院に行く人などを駅や自宅から目的地までお送り届けます。特に、病院に向かうお客さんなど、バスや電車で行くのがつらい方にとって、タクシーは大事な移動手段です。

    また、夜になると、お客さんの雰囲気は変わります。夜勤専門の運転手もいて、その時間帯は、お酒を飲んだ帰りの人や、接待を終えた会社員の方がよく利用します。駅から自宅まで帰る人、飲食店から家に帰る人、お店から別のお店へ移動する人など、利用の仕方もさまざまです。

  • 「‟そうだ、タクシー運転手になろう!”ハンドルを握りながらひらめいた将来」

    横山さんがタクシー運転手になろうと思ったきっかけを教えてください。

    私が、タクシー運転手になろうと思ったのは、自分のこれからの人生をどう生きていくか車を運転しながらいろいろ考えていたとき、もともと車の運転が好きだった私は、「そうだ、タクシーをやろう!」と、ふっとひらめいたんです。事務の仕事や勉強はあまり得意ではないし、「じゃあ、自分にできるのは運転だ」と素直に思えたことがきっかけでした。

  • 「運転歴3年以上が条件!プロとしてお客さんを乗せるためのステップ」

    タクシー運転手に必要なスキルや資格を教えてください。

    タクシーの運転手になるためには、最初に普通自動車の運転免許(第一種免許)を取ります。さらに、お客さんを「仕事として」乗せるためには、普通自動車第二種運転免許を取得しなければなりません。第二種運転免許を受けるには、ふつうは21歳以上で、普通免許などを通算3年以上持っていることが条件です。

    ただし、特別な教習を受ければ19歳以上で1年以上の運転経験があれば受けられる場合もあります。そのほかにも、住んでいる地域(自治体)ごとに決まりがあったり、タクシー会社に採用されて、会社で研修や適性検査(この仕事に向いているかどうかを確かめるテスト)を受けたりする必要があります。最近は、会社によって「入社してから二種免許を取らせてくれる制度」があるところもあります。

  • 「“おせっかい”なくらい優しい人、大歓迎!?タクシー運転手に向いている人って・・・?」

    タクシー運転手に向いている人はどんな人でしょうか?

    まず、「運転が好き」という気持ちが一番大切だと思います。タクシー運転手は長い時間ハンドルをにぎる仕事なので、運転そのものを楽しめる人はとても向いています。

    また、困っていそうな人を見ると「大丈夫かな」と自然に心配できる人も、この仕事に向いていると思います。タクシーには、ふらふらしながらやっと乗ってくる人、荷物がたくさんある人、ベビーカーを押している人、車いすの人など、いろいろなお客さんが乗ってきます。そんなときに「大丈夫かな」とすぐに気づいて、さっと手を差しのべられる人は、とても頼りにされます。

    まわりに気を配り、困っている人を見るとつい助けたくなってしまうような、少し“おせっかい”なくらい優しい人は、タクシー運転手が、おすすめです。

  • 「‟たった3分で誰かの運命が変わる!?”タクシー運転手のしごとの魅力」

    横山さんにとって、タクシー運転手の魅力を教えてください。

    タクシー運転手の一番の魅力は、「好きな運転をしながら、人の役に立てること」です。大好きな運転によって、お客様を安全に安心して目的地までお連れできることは、とても大きなやりがいです。

    また、たとえ短い距離でも、タクシーがあったから電車に間に合ったり、そのあとの予定がスムーズに進んだりすることがあります。そう考えると、その3分ほどの乗車時間が、その人の一日を少し良い方向に変えているかもしれません。そうした一つ一つの場面に関われることも、この仕事ならではの魅力だと感じています。

  • タクシー運転手の大変だなと感じる点も教えてください。

    タクシーの仕事は、「一期一会」の繰り返しです。ほとんどが「はじめまして」のお客さんとの出会いになります。人によっては、それを「緊張する」「気をつかって大変」と感じるかもしれませんが、私はむしろそこが楽しいところだと思っています。「仕事のどんなところが大変ですか?」と聞かれることもありますが、私はあまり「大変だな」とは感じていません。運転が大好きなので、長い時間ハンドルをにぎっていても、辛いという気持ちより、今日もたくさん運転できたなという満足感の方が強いです。

  • 「すぐに夢が見つからなくてもいい。あきらめずに続けてほしい。」

    ここからは横山さんの中高生時代のお話も聞かせてください。

    中学・高校のころの自分をふり返ると、「もっと勉強しておけばよかったな」と後悔することがあります。勉強したい気持ちも少しはあったのですが、その気持ちをうまく行動につなげることができませんでした。テストの前って、授業が早く終わって、みんな早く家に帰りますよね。本当はその時間を勉強に使うはずなのに、当時の私は「どうして早く帰らなきゃいけないの? もっと友達と遊んでいたいのに」と思っていました。

    今振り返ると、それは「将来やりたいこと」がはっきり決まっていなかったからだと思います。「この仕事に就きたい」「この仕事、かっこいいな」といった目標があれば、「そのために今、勉強しなきゃ」と思えたはずです。でも当時の私は、「これになりたい!」という具体的な夢がなかったので、勉強する意味がよくわからなかったのです。

  • 横山さんの中高生時代のお経験も踏まえてこの記事を読んでいる中高生にアドバイスをお願いします。

    皆さんは、いろいろなことができるぶん、「自分は何をしたいんだろう?」と迷ってしまうことも多いと思います。
    自分が「これが好き」「やっていて楽しい」と思えるものに出会うまでは時間がかかるかもしれません。でも、その“好きなこと”を見つけることが、一番大事だと思います。勉強も経験も、将来の自分の選択肢を増やしてくれるものだと考えて、あきらめずに続けてみてほしいです。

  • 私のおすすめの1冊!
    「こんな人がいるんだ!』をくれるのは、本より新聞かもしれない」

    横山さんが中高生におすすめしたい本を教えてください。

    私が一番おすすめしたいのは「新聞」です。私は毎日、新聞を読んでいます。新聞を読むと、今世界で何が起きているのか、日本でどんなことが問題になっているのかが分かります。あまり知られていない話や、本当にあった出来事がていねいに書かれていて、少しずつ新しいことを知ることができます。
    「本当はこんなことがあったんだ」「こんな人たちがいるんだ」と知ることで、自分の世界がどんどん広がっていきます。毎日少しずつ新聞を読む習慣をつけておくと、自然と社会のことにくわしくなれます。将来どんな道に進んでも役に立つ力なので、中高生のみなさんにもぜひおすすめしたいです。

  • 探究チャレンジ!
    「タクシー運転手の人手不足を解消するために、どうすれば “若い人が集まる仕組み”を作れるだろうか?」

    横山さんが、中高生に考えてほしい探究テーマを教えてください。

    ー「考えてほしいこと」
    「今、社会全体で高齢化が進んでいて、タクシーを必要とする人はどんどん増えています。一方で、タクシー運転手の数は足りていません。実際に、お客さんから「タクシー会社に電話しても、なかなかつながらない」「呼んでも全然来てくれない」と相談されることがあります。そのたびに、申し訳ない気持ちになります。タクシー業界だけでなく、バスも同じように運転手不足で、運行本数や路線を減らしているところもあります。その理由の一つに、「なり手が少ない」ということがあげられます。最近は、少しずつ若い世代の人も入ってくるようになり、雰囲気も変わりつつあります。だからこそ、「車が好き」「運転が好き」という若い人たちに、もっとタクシー業界に入ってきてほしいなと思っています。そこで皆さんには、タクシー運転手の人手不足を解消するために、どうすればタクシー運転手を目指す人がもっと増えるのか、考えてみてほしいと思います。」

    ー「基本知識」
    「私の会社には「紹介制度」があります。こうした制度を活用して、人手不足を少しでも解消しようと工夫している会社もあります。紹介制度とは、会社の人が「うちの会社に合いそうだな」と思う人を紹介して、その人が実際にその会社で働くことで、人手不足を少しずつ減らしていこうという仕組みです。会社によっては、紹介してくれた社員にお礼(報奨金など)が出ることもあります。」

    ↓↓ここからはワークシートとともに学習を進めていこう!!
    ー「学習の進め方」
    STEP1『探究テーマ』:
    「タクシー運転手の人手不足を解消するために、どうすれば “若い人が集まる仕組み”を作れるだろうか?」

    STEP2『原因の予想』:
    「なぜタクシー運転手の仕事は人手不足になっているのか、自分のイメージやニュースから考えてみよう。(例:働く時間、給料、安全面、休みの取りやすさ、仕事の大変さ、職業イメージなど、思いつく原因をいくつか書き出してみる。)」

    STEP3『調べる』:
    「タクシー会社のホームページや求人情報、人手不足に関するニュース記事などを使って、・実際にどんな理由で人手不足と言われているのか・紹介制度以外に、どんな採用の工夫やサポートが行われているのかを調べてみよう。」

    STEP4『解決方法を考える』:
    「調べた内容をふまえて、➀紹介制度をもっとよくするアイデア、②紹介制度以外にどんな仕組みや働き方があれば人が集まりやすくなるか、を自分なりにまとめてみよう。中高生の立場だからこそ思いつく“こんな会社なら働いてみたい”という案を書いてみましょう。」

「自分でコントローラーを握るから面白い!」
20代で起業した若き社長が語る、
人を笑顔にする仕事と挑戦のリアル

島本 洋佑

職業・団体名
起業家(株式会社Kyomei 代表取締役)
出身
大阪府
学歴
職歴
上場企業-株式会社Kyomei代表取締役
子供の頃の夢
社長
中学生の時の部活動
ソフトテニス部

サッカー選手と会社も経営
―田路さんが歩むダブルキャリア―

田路 耀介

職業・団体名
サッカー選手(シュワーボ東京)✖合同会社BATON PASS代表
出身
大阪府
学歴
職歴
ツエーゲン金沢⇒FC徳島⇒ラインメール青森⇒福山シティFC⇒シュワーボ東京✖合同会社BATON PASS代表(BATON PASS)
子供の頃の夢
サッカー選手
中学生の時の部活動
セレッソ大阪ジュニアユース所属(外部チーム)
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